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抗酸化ビタミンのCやEを豊富に含んだ食事あるいはサプリメントは、インスリンの効果を高めるだけでなく、体の臓器をインスリンの悪影響から守ってくれるようです。

アメリカでは35％以上の人がセレンを含むマルチビタミン・ミネラルを取っています。ある研究ではセレンが糖代謝を高めて合併症から体を守るとしています。ところが正反対の結果が発表されました。

2型糖尿病者にマグネシウムサプリメントとして『にがり』を投与したところ、明らかにインスリン抵抗性（インスリンの作用が悪くなること）が軽減することが分かりました。

なんと、ビタミンEの取り過ぎは死亡率を高めるという発表がありました。でも、どの位が取り過ぎでしょうか？これを調べているうれしい研究者の話をご紹介します。

食事療法でおなじみのフードピラミッド（アメリカ農務省）が新築されました。(My Pyramid)という名のとおり、食事も運動も一人ひとりに合わせたガイドラインが表示されます。

とっても簡単。お皿にパンとか肉の絵がかいてあって、そのポーション通りに盛り付ければ"あら不思議"、BMI 30以上の肥満糖尿病者でも減量できました。経口剤の量も減らせましたよ。

日常のセルフケアを守ることがDKA予防の鍵です。ふだんから規則的に血糖チェックを行ない、インスリン注射を体調が悪いときでも規定どおりに守ります。その上で次のようなことに注意しましょう。

私のスペインの担当医は診察のたびに靴下を取って足をチェックしましたが、日本ではそこまでしてくれる医師にはお目に掛れません。ならば自分の足は自分で守りましょう。こんなところにご注意を。

1型糖尿病を20年以上治療している人の40～50％、長い2型糖尿病歴のある人の30～40％に胃の不全麻痺が起きると言われています。自律神経障害の一つであるこの症状について解説します。

ある病院の糖尿病教室で一人の女性が人の輪の中にいました。インスリン治療の指導入院中に低血糖を起したということで、患者仲間から質問攻めにあっていたのです。