マンション購入術 人気記事ランキング(3ページ目)

分譲マンションの買い主が手付放棄による契約解除の意思を示し、中間金と諸経費の返還を求めたものの、売り主である宅建業者は正当な理由なく応じませんでした。そのため、業法違反に問われ、東京都から67日間の業務停止処分を言い渡されました。一体、なぜなのでしょうか？―― ここに、手付解除の落とし穴があります。

不動産の表示に関する公正競争規約により、不動産広告には様々な掲載ルールが取り決められています。その中には、消費者が時系列的な物件情報の比較検討をする便宜を図るため、予告広告の出稿が認められています。青田売り販売が主流のなか、予告広告は重要な情報源となります。

東日本大震災による液状化被害を受けた千葉県浦安市の住民が売り主を訴えていた裁判で、10月8日、住民敗訴の判決が出されました。「液状化被害の発生は予見できなかった」というのが、その理由です。同じ憂き目に遭わないためにも、自宅の液状化対策は待ったなしといえます。

日本銀行がマイナス金利を解除し、17年ぶりとなる利上げに踏み切った。日銀の金融政策は住宅ローン金利やマンション価格に影響すると言われている。上昇が続いているマンション価格は今後、さらに上がるのか？ それとも下がるのか？

マンションの駐車場は共用部分で、抽選か順番待ちかの違いはあるにせよ、いずれは誰でも使えるもの。そう信じているあなたは、思わぬ落とし穴にはまるかもしれません。駐車場を使う必要がない人も要注意です。（2017年改訂版、初出：2008年9月）

「不動産広告の基本」の3回目。今回は「徒歩時間」と「電車やバスの所要時間」の表示に関する規定についてみていくことにしましょう。（2017年改訂版、初出：2003年11月）

不動産経済研究所調べでは2008年末現在、マンションの販売在庫は1万2,000戸超、そのうちの半分が完成済み物件と言われています。一見、不利と思われがちな完成済み物件のメリットについて考えてみましょう。

マンションを買うべきか、賃貸暮らしを続けるべきかは、一生を左右する大きなテーマだと言えます。金銭面や精神面、住み心地など比較ポイントはいくつかありますが、ここでは金銭面に絞って比べてみましょう。

家は買ったほうがいいのか、それとも借り続けたほうがいいのか。住宅ローンを借りた場合と家賃を払い続けた場合の生涯コストをシミュレーション。損得の分かれ目ははたして何年目に訪れるのかを解明します。

現在、消費者の目は厳しく、たとえ住宅といえどもコストパフォーマンスが重要視されます。そうした中、「定期借地権マンション」という選択肢が候補に挙げられると筆者は考えます。今回は、その魅力を再確認します。