ノートパソコン用ACアダプターのコンセントを増設できる「メネガレット」 |
これだけでは“手抜き”のようなので、ノートPCを新幹線で利用する場合のちょっとしたTipsを紹介しよう。
【Tips】東京始発の新幹線は自由席が吉!
出張などで新幹線に乗る場合、読者の皆さんはどのような座席を選ばれるだろうか。いつでもグリーン車にするという方もいれば、窓際指定、はたまた通路側などさまざまだろう。筆者の場合は必ず自由席を選ぶ、つまり座席指定をしないことにしている。
というのも、東京始発の新幹線は必ず座れる(ビジネスでの利用者のほとんどが指定席を選ぶため、指定席が満席でも自由席はゆったり座れるのだ)だけでなく、AC電源を備えた座席に座りやすいためである。
筆者が使っているシャープのノートPC「Mebius Muramasa PC-MP70G」は、バッテリー駆動時間が約5時間。バッテリー駆動していれば、新大阪駅に着く頃には半分以上がなくなってしまう。取材先がそれより先の岡山や広島なら、新幹線を降りた頃にはほとんど使えなくなる。そこで、電源を備えた座席を確保しておきたいのだ。JR東海やJR西日本の新幹線では、ノートPCを設置しやすい縦長のテーブルに電源コンセントを装備した「オフィスシート」もある(指定席)が、前もって予約しないとまず座ることはできない。
電源コンセントはすべての車両に設置されているわけではないので、「巡り会えたらラッキー」という程度。コンセントがあったと思ったら、掃除用のAC100V・20A電源の場合も多い(こちらはコンセントの形が違うので利用できない)。だが、東京や新大阪などの始発駅ならまずラクラク座れるどころか、結構すいていることも多いので、トライしてみる価値はあるだろう。