インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、大阪府在住22歳男性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
居住地:大阪府
年収:200万円
金融資産:預貯金50万円、リスク資産0円
「キャベツの購入をやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「とても影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「キャベツ」と回答。
「ひと玉100円台前半で買えることもあり、一つ買えばかさ増しにもなって1週間程度食べられるため元々非常に助かっていたが、最近(回答は2025年3月)はひと玉400円台、500円を超えることもある。ひと玉どころか半玉でも買うことはなくなってしまった」とあります。
現在は代替品として「もやしか玉ねぎ、冷凍のブロッコリーなど」を購入しているそうですが、「それらも値段が上がってきているように感じる」とのこと。
「ひと玉250~300円まで」になれば再度購入を検討すると語っています。
「大豆製品は安くてかさ増ししやすいので助かる」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「もやし」と投稿者。「もやしは40円でも高い。20円台であってほしいが、最近は30円台後半ぐらいする。50円を超えたら」購入をやめるつもりだと言います。
反対に、値上げしても仕方がないと思えることについては「飲食店の値上げ。お米が関係している飲食店は特に厳しいと思う」と回答。
いまだに安くて助かっているものについては「豆腐や納豆のような大豆製品は安いことが多いし、かさ増ししやすいので助かる。豆腐はひとパック100円以内で買って麻婆豆腐にしたり、冷奴にすれば満腹になる。お米が高い分、納豆はひとパック80円くらいのものをパスタなどに合わせて食べている」とコメントされています。
「複数のスーパーで安いものを覚えておき、必要な時に買いに行く」
今の生活を続ける上で、これまでは「少しでもお米をたくさん食べて、おなかを膨らませておかずは安いものにしていたが、今はそのお米が高い。お米すら買えなくなってきている」ことに不安を感じているそう。おすすめの家計改善策は、「やはり大容量の食品は安い。冷凍してなんとか収納しておく。他には近くの複数のスーパーに行って安いものを覚えておき、必要な時に買いに行く」とのこと。
最後に、ほかの人たちに「電気代と水道代を少しでも安くするためにどうしているのか?」を聞いてみたいと語られていました。
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