家計簿・家計管理

「自慢に聞こえそうで言えない」ポジティブな言葉との上手な付き合い方

「今日、すごくうれしいことがあった!」「ついてるなあ!」。そんな言葉を口にするとき、ふと「これって、自慢に聞こえるかも?」と思うことがあるかもしれません。今回は、これらの「ポジティブな言葉」とどう付き合っていくかについて考えてみましょう。

舟本 美子

執筆者:舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド

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ネガティブな言葉ばかりを使っていると、金運は逃げていくもの。日々前向きになれるような話題を心がけていきたいですね。

「今日、すごくうれしいことがあった!」「ついてるなあ!」

そんな言葉を素直に口に出したいのに、ふと「これって、自慢に聞こえるかも?」とためらってしまうこと、ありませんか?

「ポジティブでいたいけど、周囲の目が気になって言えない」「ついてる!って言うと、誰かにイヤな思いをさせてしまうかも」

そう感じている方は、実はとても繊細で、周りへの思いやりがある人です。けれども、いつも気を使いすぎて、自分の気持ちを表に出せないのは、少しもったいないかもしれません。今回は、「ポジティブな言葉」とどう付き合っていくかについて考えてみましょう。
「自慢に聞こえそうで言えない…」ポジティブな言葉を素直に口にするには?

「自慢に聞こえそうで言えない」ポジティブな言葉を素直に口にするには?

「ポジティブな言葉」は心のエネルギー源

「ついてる!」「ありがとう!」「幸せだなあ」などのポジティブな言葉は、気持ちを明るくし、前向きな行動を引き出す力があります。

声に出すことで、自分自身の気分が上がるのはもちろん、周囲にもやさしい空気が広がることがあります。

でも、その一方で「自慢っぽく聞こえるかもしれない」「調子に乗っていると思われないかな」と不安になることもあります。特に、日本では「謙虚」が美徳とされる文化が根付いているため、喜びを表現するのが苦手……と感じる人も多いです。

素直に気持ちを表すことは「自慢」じゃない

まず覚えておきたいのは、「うれしいことがあった」と言葉にすることは、決して「自慢」ではないということです。

例えば「今日は仕事で褒められてうれしかった」「友人に感謝されてほっこりした」など、自分の気持ちを素直に伝えることは、前向きな気持ちを育てる大切なステップです。

誰かを見下したり、比較したりしなければ、その喜びの表現は、聞く人にとっても心地よく伝わることが多いものです。

大事なのは、「誰かと比べないこと」「誰かを否定しないこと」。その心掛けがあれば、ポジティブな言葉が誤解を生むことはほとんどないでしょう。

無理にポジティブを演じないことも大事

一方で、「前向きでいなきゃ」とがんばりすぎて、無理に明るく振る舞おうとすると、かえって心に負担をかけてしまうことがあります。

「なんだか今日はうまくいかないな……」「ちょっと落ち込んでる」。そんなふうに感じる日も、誰にでもあるごく自然なことです。

いつでも完璧でいようとせず、まずは「そう感じている自分」をそのまま受け止めることが、心のバランスを整える第一歩になります。

心を整える3つの習慣

ポジティブな言葉を自然に使えるようになるためには、まずは自分の心の声をよく観察し、整理することが大切です。ここでは、気持ちの整理に役立つ3つの習慣をご紹介します。

●ポジティブな言葉を自然に口にするための習慣1:日記をつける
その日に起こったこと、うれしかったこと、もやもやしたことなど、日記に思ったことをそのまま書いてみましょう。「今日は○○ができてうれしかった」「ちょっと疲れた」など、感じたことを言葉にするだけで、心が落ち着きます。

●ポジティブな言葉を自然に口にするための習慣2:身体を動かす
散歩やストレッチ、軽い運動は、思考を整理するのに効果的です。体を動かすことで、気持ちも前向きになり、自然と「ありがとう」「今日はよい日だった」と感じられるようになります。

●ポジティブな言葉を自然に口にするための習慣3:自分軸を整理する
他人の目を気にしすぎていないか、「私はどうしたいのか?」と自分に問い掛けてみてください。自分の気持ちを第一にすることで、他人に振り回されることのない自分のあるべき姿が見えてきます。そうなれば、ポジティブな言葉を素直に口にできるでしょう。

ポジティブな言葉と上手に付き合うには「素直さ」がポイント

「ついてる!」「いいことがあった!」という言葉を、遠慮なく口にできるようになるには、まずは自分の気持ちをしっかり感じ取り、受け止めることが第一歩。

大げさな言い方をする必要はありません。さりげなく、「今日、ちょっとうれしいことがあってね」と話すだけでも、周りと自然につながれます。

ポジティブな言葉は、誰かと比べるためのものではなく、「今の自分を認めるためのもの」。自分の中にある小さな喜びに素直に耳を傾けることが、心をあたたかく保ち、自分を大切にすることにもつながっていきます。
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