40代は要注意! 老け見えしやすい「ベーシックカラー」のニットコーデ
寒い日が続き、毎日のように着ている「ベーシックカラー」のニット。黒やネイビー、グレーやブラウン、ベージュなどの定番色は合わせやすくて便利ですが、コーディネート次第では老けて見えてしまうことも。40代女性が避けるべき「NGコーデ」をご紹介します。
NG1. 顔色が沈んで見える「ダークカラー」のニットコーデ
冬に、チャコールグレーやダークブラウン、黒に近いネイビーやブラックなどのダークカラーのニットを選ぶのは要注意です。
春夏なら、肌が見える部分も多くて抜け感があるのでOKなのですが、冬はただでさえ寒く、冷えに悩んでいる人も多い大人世代。肌が見えてしまうなど「とんでもない」とばかりに、ぴっちりと肌を覆って着こみますよね。
ダークな定番色ニットを顔まわりにもってくると、血色が悪く顔色が沈んで見えて「老け見え」してしまうことがあります。
■OKコーデにするには
そんなときは写真のように、フリルシャツを襟もとからチラッと見せて。フェミニンなディテールがアクセントになり、顔まわりを華やかに見せてくれます。
もちろん、プレーンな衿つきシャツでもOK。ハリのある素材がすっきりとしたシャープさを加えてくれ、定番色のニットもフレッシュな印象に仕上がります。
洋服がベーシックな色使いだからこそ、シューズでメタリックな質感をプラスしたり、バッグで明るいホワイトを取り入れるのも効果的です。
NG2. 手抜きに見える「全身カジュアル」のニットコーデ
今の時季、寒さ対策と着心地のよさを優先すると、大きめのニットに動きやすいパンツ、その上からゆったりとしたアウターを羽織るという「全身カジュアル」な楽ちんコーデになりやすいもの。もちろん、ご近所着としてはOK。でも、きれい色ではないベーシックカラーのニットを40代が全身カジュアルに着ると、ニットのラフさが目立って、「手抜き」や「疲れている」ように見えてしまうことがあります。
■OKコーデにするには
そんなときは写真のように、長袖の白Tシャツなどをインナーとして取り入れて。「白」をチラ見せするだけで、こなれ感のある新鮮な着こなしに変わります。
スニーカーを「白」にするのも大正解。着こんでシルエットも大きくなりやすい冬は、足もとに「白」で抜け感をつくるとバランスがよくなります。
NG3. ほっこりみが強すぎる!「上下とも起毛素材」のニットコーデ
ニットはあたたかみがあって、冬らしい風合いが魅力。とはいえ、ボトムスまで起毛感のあるベーシックカラーのアイテムを選ぶと、全身が地味に見えて、おばあちゃん風の「ほっこりテイスト」が強くなってしまうことも。
■OKコーデにするには
表面がマットな風合いのニットには、写真のように光沢のあるサテン素材のスカートを合わせるとメリハリがついて、簡単におしゃれ見えできます。ゆらゆらと揺れて、光を受けるたびに見え方が変わる点も定番色のニットと相性がいい理由です。
また、細かいプリーツスカートを合わせるのも、軽やかさがでておすすめ。いずれにせよ、揺れ感や動きのあるボトムスがいちおしです。
気になるポイントがありましたら、ぜひ参考にしてみてくださいね!