ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
33歳・年収700万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は大阪府に住む33歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(30歳)、子ども(2歳)
■金融資産
世帯年収:本人700万円、配偶者不明
世帯金融資産:現預金1500万円、リスク資産1000万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:1000万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2021年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から2023年まで(現在は保有のみ)
2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
スタート時の積立額は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に「月1万5000円」。適宜スポット購入をしながら積み立てていた様子ですが、新NISAになってからは「月30万円」まで増額。
いっぽうeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は「月1万5000円」からスタートし、こちらは旧NISA終了を機に積み立てを休止しているといいます。
投稿のあった2024年9月時点の運用実績についてはS&P500が「元本約500万円→運用益込約600万円」、オール・カントリーが「元本約60万円→運用益込約80万円」と、積み重ねが利益を生み出している様子。
「オルカンは、コロナ後に投資をしたこともあってか、ずっと右肩上がりで推移。40%程度の含み益となっている。S&P500も同様にずっと右肩上がり。積立投資を開始したと同時に支出の見直しも行い、開始3年目で(現預金と合わせて)資産2500万円超えをしました」と説明されています。
33歳・年収700万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「お金がお金を生むというプロセスを体験できた。ただ増えるのはそこまで多くないので労働の重要性を再確認した」とコメント。積立投資を始める人へは、「投資対象は玉石混交(ぎょくせきこんこう)のため、優良なインデックスファンドに投資をすること。また手数料が安い(金融機関を選ぶ)こと」が大切とアドバイス。
新NISAについては、このままのペースで「5年で満額(非課税枠)を埋めるように考えている」と語られていました。
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