「ピンク&ベージュ」コーデに“もう1色”加えて垢抜け!
ナチュラルなベージュと華やかなピンクの組み合わせは、春に人気の配色の1つです。アイシャドウの配色としては、肌に馴染みやすく、グラデーションにするのも容易で、非常に使い勝手のよい組み合わせですが、ぼんやりした印象になりがちなので、濃いめのアイライナーを引いて目元を引き締めるのが一般的です。
一方で、ファッションの「ピンク&ベージュ」コーディネートは、アイシャドウのような“ぼかし”のテクニックは使えません。コントラストを効かせたり、差し色を取り入れたりして、ひと工夫しましょう。今回は、WEARのファッションコーディネートを例に、30代からの大人女性が「ピンク&ベージュ」をおしゃれに着こなす秘訣をご紹介します。
<目次>
ピンク系トップス×ベージュ系スカート
この写真は、濃いめのピンクとベージュを組み合わせて、コントラストをつけたコーディネート。ピンクのハイネックニットは、表情のあるガーター編み。前後どちらを前にしても着用できる2Wayデザインになっています。1枚でも着用できますが、インナーとのレイヤードも楽しめます。濃いめのベージュのスカートはシンプルなデザイン。バッグとシューズをブラウンにして、コーディネート全体を引き締めています。
ベージュ系ベスト×ピンク系パンツ×白シャツ
ジーンズの定番「Levi's501(R)」のカラーデニムパンツに、濃いめのベージュのケーブル編みベストを合わせたコーディネート。大きく開いたVネック、お尻の中間丈のベストは、春のレイヤードスタイルにぴったり。写真のコーディネートは、ベージュとピンクの間に白いシャツを取り入れることで、すっきりと爽やかな着こなしになっています。バッグとスニーカーを黒でそろえているのも◎。
ピンク系トップス×ベージュ系コート×柄パンツ
ロゴ入りのピンクのスウェットプルオーバーに、ベージュのトレンチコートを羽織ったコーディネート。従来のトレンチコートはかっちりしたイメージがありますが、この写真のトレンチコートはボリュームのあるキャンディスリーブなので、カジュアルなアイテムとも好相性。黒白モノトーンのアニマルプリントというパンチの効いたプリーツパンツを合わせて、個性的な着こなしを楽しんでいます。
ピンク系トップス×ベージュ系コート×デニムパンツ
パープル味のある淡いピンク系のストライプシャツに、ベージュのモッズコートを羽織ったコーディネート。定番のストライプシャツは、今シーズンはやや太めのクリーンな印象のものがトレンドです。モッズコートは、通気性と軽度の撥水性のあるコットンナイロンの生地なので、旅行やレジャーシーンにも重宝しそうです。この写真では、ボトムスに濃いめのデニムブルーを合わせ、濃淡のメリハリを効かせています。
サーモンピンクのワンピース×ベージュ系柄ベスト
ワンピースでピンク系を取り入れるのなら、サーモンピンクのような落ち着いた雰囲気のカラーがおすすめ。さり気ないストライプ柄、ふんわりとしたボリューム袖、首元をすっきりと見せるノーカラー(襟なしのデザイン)など、トレンド感が随所に取り入れられています。この写真では、ベージュ系チェック柄のベストを重ね、ホワイト系のキャスケット、ショルダーバッグ、パンプスを合わせることで、軽やかな印象にまとめています。
くすみカラーのベージュ系ワンピース×くすみカラーのピンク系シャツ
淡いベージュの表面感がある素材のキャミワンピースに、透け感のあるくすみピンクのシャツをさらりと羽織ったスタイル。キャミワンピースも透ける素材も、夏を先取りしたアイテムですが、長袖のインナーを合わせることで春先から着用できます。ピンクに苦手意識のある人も、この写真のようなくすみピンクであれば、取り入れやすいのではないでしょうか。
今回は、「ピンク&ベージュ」配色をテーマに、大人の女性にも取り入れやすいコーディネートをご紹介しました。ピンクもベージュも、濃さや色みによって、華やかな印象にも落ち着いたムードにもなります。6つのコーディネート例を参考に、自分らしい色使いを楽しんでくださいね。
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