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再婚相手に外国人はアリ? 国際結婚を成功させる秘訣

再婚を考えたとき、相手は日本人でなくてもいいと考える人もいると思います。実際に、外国人と再婚をする人もいるので、不可能な話ではありません。ただ、外国人と結婚するときには日本人とは違う困難もあります。実際に携わったお見合いを例にしてみていきましょう。

佐竹 悦子

執筆者:佐竹 悦子

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外国人との再婚! 国際結婚を成功させるには

外国人との再婚

外国人との再婚! 国際結婚を成功させるには

再婚というと、相手は日本人をイメージしますが、グローバル社会になった今では、国境を超えるのもアリです。再婚相手が外国人でも、全く問題ありません。とはいえ、外国人との再婚には、日本人との再婚にはない難しさがあるのも事実。具体的にどんな点が困難なのか、この記事で紹介します。
 
<目次>
 

外国人とのお見合いもアリ

以前、ある国の王族の末裔の41歳の男性と日本女性3人とのお見合いをしました。詳しい国籍などは書くことはできませんが、王族の末裔なので、経済的な面では申し分ありません。結婚すれば、一生安泰です。

女性側は、どんな人がお見合いしたのかというと、まずは一人目。国立大学を卒業した後で大手企業に就職。父親が会社経営者なので、一般的に言われるお嬢様です。年齢は25歳なので、まだまだ若いといってもいいでしょう。TOEICは895点です。

二人目も、父親が会計事務所を経営しているお嬢様で、名門大学を卒業して東大の大学院に進学、今は学校の先生をしています。年齢は31歳で、TOEICは満点をとったそうです。

三人目はアメリカの大学を卒業して、外資企業に勤めている女性です。父親が外資企業に勤務していて、こちらもお嬢様。年齢は35歳で、TOEICは950点 ととったとのこと。

このように、3人ともすばらしい学歴を持っているし、家族もとてもしっかりしています。そんなこともあって、王族の末裔の男性は、この中の一人がとても気に入って猛アタックをしていました。でも、今回のお見合いは成功しなかったのです。
 

海外で暮らすことへの抵抗

なぜ女性が断ったのかというと、理由はいくつかあります。まずは、海外で生活することへの抵抗です。もちろん海外旅行などは何度も経験していますが、旅行で行くのと、結婚をして行くのでは全然違います。結婚したら、その国の文化を受け入れる必要があります。しかも王族の末裔なので、もしかしたら伝統的な文化を守ることに厳しいかもしれません。日本と全く違う習慣の中で生きていく自信がないのが、理由のひとつです。
 

相手への愛

国際結婚は自分が生まれ育った国ではなく、よその国で暮らす場合もあります。そのため、カルチャーショックもあるでしょう。しかも、これまで自分を守ってきてくれた家族は遠い日本にいるので、頼るのは旦那さんしかいません。ということは、相手の愛、そして自分が相手を愛することが絶対条件になるのです。今回のお見合いでは、自分が相手を愛せるかどうか確信が持てなかったのだと思います。そういう状況の中で、国際結婚をしたら絶対にうまくいきません。
 

国際結婚を成功させるために

お互いの文化を容認して、さらに愛を深めることが、外国人との再婚には必要なこと

お互いの文化を容認して、さらに愛を深めることが、外国人との再婚には必要なこと

このお見合いからもわかるように、国際結婚には大きな壁があります。文化の違いです。これは相手を愛するときにも必要で、日本の男性とは違う習慣があっても、容認しなければなりません。逆に、相手も日本の文化に違和感を感じることもあるでしょう。つまり、お互いに、異文化で育ってきた相手に対しての寛容さが必要になるというわけです。

でも、文化を受け入れて、その文化になじむことができれば、国際結婚もうまくいくと思います。実際に外国人と結婚している日本人はたくさんいますし、中には驚くような文化を持った国や地域の人と結婚している人もいます。なので、再婚相手に外国人を選んでもいいのではないかと思います。


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