ディテール
「元麻布ヒルズ」は全体を通してクラシックなテイストで統一。床は淡いベージュの天然石を敷き詰め、壁は(例えばエレベーターの扉にまで)濃く堅い木を用いている。閑静な土地柄に相応しいデザインである。外壁もこのように、地面から屋上まで細工が施されていた。外壁
家事室(ユーティリティ)は5.3畳のサービスルームに加え、下の画像のように洗い場や洗濯機、トイレ(右扉)などを集約。右奥には勝手口がある。シャワールームも完備されていたのであるが、なんと扉がテンパードガラスであった。
バルコニーに面しない居室の窓も、換気用に窓が少し開くように設計されていた。(下の画像の)サッシュの右端部分に、丸みを帯びた枠のあるのがお分かりいただけるだろうか。この中に網戸が巻き込まれていて、窓のスライドに応じて一緒に出てくる仕掛けになっている。
窓と仕舞い込まれた網戸
次はワインセラーとスカイラウンジを。