Check3:集塵方式
~お手入れ楽々“紙パック”or 低コストの“サイクロン”~
集塵方式には大きく2つの方式があります。以前から馴染みのある“紙パック式”と最近お目見えした“サイクロン式”です。それぞれの特徴を整理してみましょう。■紙パック式
【参考】 National・MC-P2XD |
●メリット
・ホコリに触ることなく捨てられるのが簡単で衛生的
●デメリット
・排気からでる臭いや粉塵が気になる
・紙パックにホコリが貯まると吸引力が落ちる
※最近は、紙パックの後方により高性能なフィルターを追加し、排気をかぎりなくクリーンにする工夫がされています。
■サイクロン式
【参考】 HITACHI |
●メリット
・紙パックが不要なので経済的
・吸引力が持続する
・排気がクリーン
●デメリット
・ダストカップのゴミを捨てる際にホコリが舞う
・ダストカップのメンテナンスが必要
※ホコリアレルギーのため「より集塵力の高いもの、排気がキレイなものを」と思っていても、ゴミ捨ての際にはホコリを吸ってしまうこともあるのでご注意を!
この集塵方式については、一概にどちらが良いとは言えません。ホコリに触れるのが嫌な人には従来の“紙パック”が絶対おすすめですし、排気のキレイさやランニングコスト重視であれば“サイクロン式”がおすすめです。それぞれの特徴を良く踏まえて、自分の望むタイプを選びましょう。
【参考記事】dyson・DC12の評価は★いくつ?
※サイクロン式のメンテナンスについて詳しく書いてあります。
check4:排気方式
~パワーの“本体排気”or クリーンな“排気循環”~
排気方式も2タイプあります。吸い込みの強さを優先させるか、排気の軽減を優先させるか...掃除の仕方によって選んでみて下さい。■本体排気式
ヘッドから空気を吸って本体後方から排気するタイプ。大半の掃除機がこのタイプといえます。
●メリット
・吸い込みパワーが大きい
●デメリット
・排気の量が多いため掃除前のホコリが舞い上がる
■排気循環式
【参考】 SANYO・ジェットターン |
●メリット
・後方のホコリを巻き上げない
●デメリット
・本体排気と比較すると吸い込みパワーが劣る
排気がクリーンでも、掃除中にハウスダストが舞い上がるのが気になる・窓を開けて掃除ができない・赤ちゃんが居るなど、特に排気を気にする人におすすめなのが“排気循環式”です。が、サイクロンには排気循環式はありません。紙パック式でも、主流は本体排気式となっているため、選べる機種はかなり限られてしまいます。
以上が掃除機選びに欠かせない、4つの検討項目となります。しかし、これらの項目の他にも、もう少し確認しておきたいポイントがあります。
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