第3位 仮歯のままの放置
同じ長期間でも病院で管理されていれば問題はない |
仮歯は時間が経過すると、次第に磨り減ります。磨り減ってしまった部分は歯の移動によって補正が起こり、咬み合わせ面のせっかく被せるため削ったスペースが、どんどん失われます。
改めて治療を開始した時点では、スペース不足のため、追加で歯を削ることとなり、特に歯の神経をギリギリで保存した場合など、神経を残せなくなってしまうこともあります。
第2位 被せ物などの型を取ったまま放置
型を取った後でも、歯は口の中で少しづつ移動することも多く、出来れば時間を開けずに完成品の被せ物を取り付けるほうが、精度の面では良い結果となります。型を取って1~3ヶ月経過してしまうと、被せ物の適合性がずれてしまうことも多く、調整に余分な時間が掛かったり、最悪の場合作り直しになることもあります。
型を取ると病院では、歯科技工士と呼ばれる専門家によって、被せ物などが手作業で作られます。治療中断による作り直しでは、担当医だけでなく、これらの人の苦労も水の泡となるため、費用面の問題だけでなく、モチベーションの低下につながることもあります。
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