ライター、編集者、ジャーナリストとして活躍する吉田典史さんは、著書「年収1000万円!稼ぐライターの仕事術」(同文舘出版)の中で、年収1000万円を達成するための仕掛けとして「講師になる」ことを推奨されています。そこで、吉田さんに講師になることの具体的なメリットをお伺いしました。
講師をするようになってから
仕事がどんどん増えていった
吉田典史さんのプロフィール/通信社、放送局、出版社を経て2005年に独立。経営、経済などのビジネス書、社会人教育などの教育書を中心に取材・執筆活動を行う。政治家から経営者まで、ゴーストライティング多数。日本マンパワーや専門学校、大学などで文章指導の講師を務める。著書に「年収1000万円!稼ぐライターの仕事術」「非正社員から正社員になる!」などがある。オンラインでは、「職場を生き抜け!」「第2リストラ時代(!?)に贈る 私が「負け組社員」になった理由」を連載中。 |
「講師をすると、取引先の『ガード』が下がってくるように思います。ガードとは、仕事を依頼する際に、この人はきちんとした仕事をしてくれるだろうかという不安感です。この不安感を取り除く試みは、多くの人がしているはずですが、口で“私は大丈夫”と言っても、なかなか信用されません。しかし、いくつもの学校で教えていると、その実績が、『信用』になっていきます。」吉田さんは、講師をするようになってから仕事がどんどん増えていったそうです。
さらに、受講生が営業スタッフになって、仕事を発注してくれることがあるそうです。「個人事業主は、圧倒的に弱い存在ですから、周囲の力を活かしていかにレバレッジ(てこの力)を効かせるかが、大きな課題です。講師をすると、こうしたネットワークを作りやすくなります。」